こんにちは ろこです。
先日読んだ本がとても面白かったのでご紹介します。
長野県の山の上のあるパン屋の代表取締役 平田はる香さんが書かれた本です。
平田さんの経歴をざっくりと紹介します。
紆余曲折がある仕事人生を過ごされた方です。結婚後パンを焼くことにはまり、夫の「お店でもやりなよ」の一言がきっかけで始めたパン屋さん。
日々試行錯誤しながら、一生懸命パンを販売。
実店舗もありながら、パンのネット販売をしたり、日用品も販売したり。
SNSを使いつつ認知度を高め、東京のマルシェでパンの販売をしたり。
そのうちオリジナル商品を企業と協力して開発・販売。
今では年商3億円だそうです。
薄利多売・長時間勤務のパン屋さんが多い中で、平田さんは自分なりのやり方を模索して現在に至っているようです。
本を読む限り決して楽な道のりではないのですが、平田さんの一生懸命真面目に取り組んでいる姿にうなってしまいました。
自分のポリシーがあり、それに従うことでしか生きられない(ように見える)ところはきっと大変だろうな、ご苦労も多いだろうなと思います。
ですが、平田さんとしては自分を抑えてまわりに合わせて生きていく方がもっと辛いのでは?と推察します。
同じ辛いなら、自分らしく生きて辛い方が納得のいく人生を送ることができますよね。
また、平田さんは自分の頭で分析しながら考え、次の行動に移っているところがすごいです。できれば私も真似したい!
頑張っている中で数々の失敗もありますが「ここがいけなかった。では次はこうしよう!」とどんどん変えていくのです。
変えていくことって難しいですよね。つい今までのやり方に固執してしまったり、新しい方法を考えついても、怖くなったり面倒に思ったりして行動を変えなかったり。
今までのやり方でうまくいかないのなら、次の行動を変えていかなければ何も変わらない。これって仕事に限らないことだなと思います。
例えば家事にしても、家族構成が変わったり住む場所が変わったりすることはありますよね。そうすると今までうまく回していた家事もやりにくくなったり、不要になったりすることってあると思います。
そのような場合は、家事のやり方も少しずつ変えて今の生活にフィットするようにしていく。そうすることで毎日気持ちよく生活することができますよね。
私とはまったく違う境遇の平田さん。平田さんの生き方を読ませていただきとても面白かったです。いろんな生き方があるんだな。私はどうやって生きていきたいんだろう?と考えてしまいました。
自分でお店を経営している方にも、役立つ内容になっていると思うのでおすすめです。