こんにちは ろこ です。
先日、人生を変える「コーチング脳」のつくり方(宮越大樹著)を読み、人間の心(意識)って、本当にすごいなと思いました。
この本は、コーチングについて初心者でもわかりやすく書いてあります。専門的な知識も易しく説明されています。著者の宮越さんが体験したことが具体的な例としていくつか書かれているのですが、これがとても感動的でした。
たとえば、宮越さんが居酒屋のマネージャーをしていた時代のお話。女子高生のアルバイトがいたのですが、全然やる気がありませんでした。でもある日を境に働き方が180度変わったのです!(ご興味ある方は本を読んでみてください)
気持ちひとつでこんなにも人間って変わるんだなぁ、とビックリしました。
意識が変わると世界が変わる
意識や考え方が変わるだけで、見えるものが変わることって良くありますよね。
たとえば電車に乗ってたら不良少年(今どきこういう言い方しないか・・・。)が座っていたとして。お年寄りが乗ってきたときにサッと席を譲ったところを見かけると「あら、この子優しくていい子じゃない!!」と突然見る目が変わるようなこと。
状況は変わっていないのに、自分の意識が変わっただけで世界の見え方がまったく変わってしまうということ、ありますよね。
でも、意識を変えるってなかなか簡単には出来なそうだよね。って思います。
コーチングのやり方
この本では、コーチングの流れも説明されていました。
ざっくりと紹介しますね。
①問題にこちらから深入りしない
②良い状態で理想を引き出す
③現実的なゴール(目標)と新しい行動を具体的に決めてもらう
④新しい行動をとれるよう勇気づける
⑤(必要なら)障害対策のプランを用意する
コーチングの際はじめにクライアント(相談者の方)の夢は何か質問するそうです。
夢を確認した後、夢がかなっている自分から今現在の自分を見て気づくことを考えます。ここは出来ているけど、ここは出来ていないね、ということがわかります。
次はそのギャップを埋めるためにできることをするそうです。
具体的に何をするのか、どうやるのか、ということはクライアントが考えて決めていきます。コーチもアイデアを提案することもあるそうですが、基本的には相談者さんが自ら考えて行動を起こしていく。コーチはそれに伴走するような感じです。
自分がやりたいことなら頑張れる
こうして相談者さんは少しずつ考えて行動して、ということを繰り返していき、夢をかなえたり、自分の希望する世界に少しずつ近づいたりできるようになります。
誰からも強制されるのではなく自分でやりたいことをやっていくので、頑張れるんですね。
なんかね、人ってすごく頑張るじゃないですか?やりたくないけれど生活の為に働くとかね。勉強好きじゃないけど学校に行くとかね。時には強制されて頑張ることで知識を得たり、今までできなかったことができるようになったりしますから、決して無駄とは言いません。
でも、そこで自分が興味のあることや、やってみたいことができるなら、やる気も出てくると思います。同じ頑張るなら自分が興味のあるところで頑張りたいですよね。
コーチングの考え方を知って周りの人と接したり、自分が何か行動を起こすときに参考にしたりすると人生が楽しくなりそうだなと思います。
考え方ひとつで人生って変わると思うので、良い方向へ少しずつ変化していけたらいいな。
ではまた。
参考図書