こんにちは ろこ です。
先日、お金に関する本を読みました。
きみのお金は誰のため 田内 学 著
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お金について教えてくれる小説です。スイスイと面白く読めました。
主人公 佐久間優斗君は中学2年生。ひょんなことから近所にある謎のお屋敷のボスからお金について学ぶことになります。
とても分かりやすく例えも身近なので、こういう本はぜひ中高生のような若者に読んでほしいですね。もちろん大人が読んでも勉強になります。
少子高齢化が進んでいます。年金もこれからはどんどん減らされるでしょう。政府は新NISAやイデコなどの投資を税制優遇するなどして推奨しています。
ですが、この小説では「みんなでお金を貯めても問題は解決しない」としています。
なぜなら
「少子化が進めば、働く人の割合が減るんや。極端な話、働かない老人だけになったら、営業しているお店はあらへん。どんなに札束を握りしめても、生活はできないんや」p111 第3章 お金の謎3「みんなでお金を貯めても意味がない」
ということなんです。
働く人がいなくなると、いくらお金を払ってサービスを受けたくても「受けられない」んですね・・・。
かと言って、貯金しなくては老後が心配だし・・・。
そう考えると、少子高齢化対策は至急対応しなければいけない問題なんですね。
こういうことを考え始めると根が深い問題だなと、途方に暮れてしまいます。
(って言っても仕方ないんですけどね。)
子育て世代の人たちは、おそらく大変な思いで子育てしてる方がほとんどでしょう。核家族の方が多いので、夫婦共働きで保育園に通わせながら子育てしているんですよね。
また、これからパートナーと生活を共にしよう!という方たちも、子育ての大変さを考えると、子供を持つことを躊躇してしまうかもしれません。
こういう世代に手厚い支援がないままだと、どんどん時間が過ぎてしまい、気づけば「働き手がいない社会」になってしまいます。
社会全体から眺めると、現在はこのような問題があるのでしょうが、では一体「そんな世の中だけど、自分にできることってないかな?」ということも同時に考えてしかも行動に移さなければ社会は変わらないでしょう。
そのようなことを考えるきっかけになったこちらの本、おすすめです!
ではまた。
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