こんにちは ろこ です。
今日は一日雪が降っています。こういう時は家でゆっくりできるのがありがたいです。
こんな日は読書するのにぴったり。
今日はこちらの本を読みました。
「どうせ無理」と思っている君へ~本当の自身の増やし方~
植松電機 代表取締役 植松 努 著
この本は、10代の若者に読んでほしいようで、とても分かりやすい文章で書かれています。植松さんのお話を聞いているような感じで読めました。
この本を読み終えましたが、学校や家庭での教育って、本当にその子供にとって最善なのかなー?と思ってしまいました。
子供の周りにいる大人(自分を含む)は、子供の進路を考えるときにどうしても一般的な意見しか言えません。
「とりあえず大学は行っておけ」という感じです。
本当は、その子に合った進路があるはずなのに、誰もが大学を目指すというのは不自然ですよね。
でも、大人たちは(自分を含む)世間とか社会に囚われてその子が進みたいと思う進路を応援せず、通り一遍に大学進学をすすめたりします。
進路はどうやって考えたらよいのか?
この本に書いてある方法で「夢とお金を結び付けない」というものがあります。
例として「サッカー選手と医者」について書かれていました。
職業と夢を結び付けてしまうとサッカー選手と医者のどちらかを選ぼうとしてしまいます。そこで、「なぜなりたいのか?」という理由を考えようということです。
サッカー選手→サッカーが大好きだから
医者→人の命を救いたいから
だとします。
そうしたら矢印の先の「理由」の方に着目します。
サッカーが大好きなら、選手以外の仕事でもサッカーに携わる仕事はあります。
人の命を救えるのは医者だけではありません。
それなら「サッカーをやりながら、スポーツ医学を勉強してサッカーもできるし、サッカーで怪我をした人を助ける」という方法もありなのです。
自分が好きなことがあるなら、このように分解して物事を考えるとスッキリする答えが見つかることがあるのですね。
この考え方は大事だなと思いました。
これからは、一つの仕事をずーっとできるような時代ではありません。なので、物事を分解して考えて本質をとらえた職業選択をすることは大事なことです。
子供だけではなく大人もこのように「本質をとらえる考え方」というのは必要ですね。
すごく勉強になった本でした。
ではまた。